薬効の多い南国のミラクルフルーツ。

By okinawaharb, 2015年10月27日

ノニ
亜熱帯地方に分布する「ノニ」はゴツゴツとした見た目と、独特の苦味と発酵臭とはうらはらに「ハーブの女王」と呼ばれるほど有用成分の多いミラクルフルーツです。発酵すると独特の匂いを放つカプリン酸は、体脂肪を燃焼させる補酵素として働き肥満やダイエットに効果的といわれています。吸収が早く、肝臓に送られ効率よく脂肪を燃焼され、その速度は長鎖脂肪酸の約4倍!吸収率が良いので、手術の後の栄養剤としても使用されているそうです。

[薬草活用メモ]
ノニ果実利用食品としては、成熟果実100%ストレート搾汁、果実を長期間放置して浸出する液体の飲料がよく知られていますが、粉末や錠剤のようなサプリメント商品も多くあります。また、ノニはお酒に浸して薬用酒にすることも多く、特に筋肉痛や背中の痛みに効くとされています。他にもノニの葉を煎じてお茶にしたり、インドネシアでは新鮮な葉が野菜代わりに食べられているようです。

[有効成分]
抗酸化作用(SOD)チロシナーゼ阻害活性効果(美白)、黄色ブドウ球菌殺菌効果(殺菌)が試験で分かりました。基礎研究でノニジュースの抗癌作用、動物実験で中枢性の鎮静効果、基礎研究、臨床試験とで糖尿病改善効果が報告されています。

学 名:Morinda citrifolia L.
多年草:アカネ科/ヤエヤマアオキ属
薬 効:生活習慣病の予防、抗菌作用、美肌・美白効果、ストレス、むくみ
分布生育場所:インドネシアのマルク諸島が原産地である。インドネシアを中心にインド、太平洋諸島、オーストリア東部、フィリピン、台湾、小笠原諸島、沖縄など広く分布する。

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