テトラヒドロクルクミン含有量22倍の新品種ウコン。

By okinawaharb, 2015年10月16日

沖縄皇金(オキナワオウゴン)

沖縄皇金は長生薬草が、長年の研究によって改良した新品種の秋ウコンで、天皇杯受賞の記念式典ので、天皇皇后両陛下が直接手に取りご覧になったということがきっかけで名付けられました。一般的な秋ウコンの根茎に比べ、大きさが5倍ほど株も大きく、草丈、葉も大きいのが特徴です。大きいだけではなく、秋ウコンに含まれていることで知られている「クルクミン」の含有量も、22倍以上多いことが分かっています。また、色素も濃いことで有用成分にもなにか秘密があるのでは!?と、現在も研究が続けられている希少な品種ですプリント

[薬草活用メモ]
沖縄皇金の煎じ液には胆汁分泌促進作用があり、精油には胆道結石を治す作用があります。抗菌作用が強い芳香性健胃、利胆、止血、通経、淤血薬として肝炎、胆道炎、胆石症カタル性黄疸、胃炎、月経不順、吐血、鼻血、血尿に内服します。粉末は水で練って痔や切り傷、はれものに塗布します。
沖縄皇金の根茎は橙色で、苦みや匂いが少ないため、料理にも使用されます。

[有効成分]
主成分:黄色色素のクルクミノイド類 (主にクルクミン、デメトキシクルクミン、ビスデメトキシクルクミンが3~6%含まれる。精油にはターメロン、セスキテルペン類などが含まれる。この他、デンプン、カリウム、ビタミンC、カロテンを含む。沖縄皇金は一般の秋ウコンと比べると、総合クルクミンが約3.3倍、テトラヒドロクルクミンが約22倍、活性酸素吸収能力(ORAC)が約2倍などそれぞれの含有量が高く含まれていることが分析により判明しました。

学 名:Curcuma longa
多年草・ショウガ科/ウコン属
草 丈:1~2m
花 期:秋頃
薬 効:胃炎、蓄膿症、肺炎、肝炎 、腎臓炎、胆のう疾患、黄疸、血尿、婦人病、抗酸化、生活習慣病
分布生育場所:沖縄県南城市 ※新品種登録により沖縄長生薬草本社でしか栽培できません。プリント
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